IABに対応したDTS:X™ -より没入感のあるオーディオコンテンツへアクセス-

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IABとは何ですか?

現在、映画館にはいくつかのイマーシブ・オーディオのフォーマットが存在します。これにより、スタジオは制作及び伝送要件が異なるため、様々なイマーシブ・オーディオフォーマットを用意しなければなりません。1 つの映画に複数のミキシング工程、マスタリング、およびハードディスクのコピーが必要となり、非常に非効率的です。

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IAB(Immersive Audio Bitstream)は、映画館の複数のイマーシブサウンドシステムで再生するための相互運用フォーマットです。IAB規格のメリットは、ミキシングやマスタリングの効率が上がり、迅速かつ容易な配信につながることです。これにより、劇場はIAB規格のDCPを放映するだけでよいので、イマーシブオーディオシステムをより安心して導入できるようになります。

DTS:X™ supporting IAB 規格

GDCが提唱するDTS:X supporting IABは、SMPTEが定義・発行しているイマーシブオーディオ規格ST 2098-2 IABに準拠しています。DTS:XのIABに対応した映画館であれば、イマーシブミキシングを施した映画を再生することが可能です。DTS:XのIABは、ハイフレームレートコンテンツ(HFR)にも対応します。
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SR-1000スタンドアロン統合メディアブロック DTS:X IABオーディオ機能

SR-1000 DTS:Xソリューションは、SMPTEのST 2098-2 immersive audio bitstream (IAB) 規格をサポートし、劇場配信用の相互運用可能な単一オーディオフォーマットを提供します。

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SR-1000 オーディオオプション
SR-1000 IMBは、4K、内蔵ディスクレスCineCache™ 2TB、内蔵5.1/7.1シネマオーディオプロセッサなど、複数のオプションを手頃な価格で提供しています。さらに、オプションで2つのアップグレードが可能です。
  • DTS:Xを導入する際に、外部シネマプロセッサーと交換できる内蔵15.1シネマオーディオプロセッサー、および
  • DTS:X Immersive Audio Solutionを搭載した16/24chのDTS:Xデコード機能
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GDCは、SR-1000 IMBだけでなく、SX-4000 IMBとEspedeo Supra-5000 RGB+レーザープロジェクター、およびサムソンOnyx Cinema LEDスクリーン用のLPU-1000のIABアップグレードオプションを発売する予定です。

DTS:Xイマーシブオーディオを導入するメリットについては、以下のビデオをご覧になるか、GDCの営業担当者にお問い合わせください。