- AES3 – 24-bit, up to 24-channel, 48 KHz (2/31 x RJ-45)
- AES671 – 24-bit, up to 32-channel^, 48 KHz
概要
GDCテクノロジーは、デジタルシネマの登場以来、常に技術開発の最前線に立ち続けています。業界初のユニークな新商品発表から、技術サービスの提供に至るまで、GDCは統合メディアブロック(IMB)のリーダーとして業界をリードしてきました。SR-1000は、同社の第6世代デジタルシネマメディアサーバーで、メンテナンスがほぼゼロで、総所有コストを最小限に抑えられるように設計されています。
SR-1000は、最大500MbpsのビットレートでSMPTEおよびInteropデジタルシネマパッケージ(DCP)の再生をサポート1、DTS: X™イマーシブオーディオソリューションは、SMPTE ST 2098-2 immersive audio bitstream (IAB)規格をサポートしています。
SR-1000は、将来を見据えた柔軟なアーキテクチャにより、4K、内蔵ディスクレスCineCache™2TB、4TB、さらに、DTSシネマオーディオフォーマットとして、DTSサラウンドやDTS:X for IABのアップグレードオプションも準備しています。DTS:X for IABイマーシブ・オーディオ・ソリューションは、SMPTE ST2098-2イマーシブ・オーディオ・ビットストリーム(IAB)規格をサポートしてます。
1 SR-1000のオプションによります。
SR-1000 IMB: SGSにおいて信頼性最高のパフォーマンス 100,000時間のMTBF(平均故障間隔)を認証しています。
SR-1000スタンドアロンIMB™主な利点
高信頼性
医療および軍事製品に使用される組み込みパワーエレクトロニクスにより、システム全体の安定性が保証されます。 SR-1000は、100,000時間MTBF (hours Mean Time Between Failures) のSGS認定を受けています。
シリーズ1、2、3、4プロジェクターとの互換性
SR-1000IMBは、Barco、Christie、NECなどのシリーズ1、2、3、4のDLP Cinema®プロジェクターとシームレスに統合され、信頼性と安全性の高いコンテンツ配信を保証します。
コンテンツへのアクセスと処理速度の向上のため、最大4TBの内蔵CineCacheを活用すべく、以下の方法をご提案可能です
- ローカルHDD必要なし。コンテンツのインジェスト・再生が30分以内で可能になります CineCache™はDCPが再生中でも、コンテンツのインジェストを同時にする事が可能です。ローカルHDDなしに、一本の映画+を30分以内にインジェストできます。これにより映画再生の終了を待たずに作業を行う事ができます。
- IMB間でのコンテンツ転送が可能です 1GbpsのLAN回線を使えば、映画再生に影響を及ぼす事なく、IMB間で高速伝送が可能です。一本の映画+でおよそ30分で伝送は終了します。
- HFR・HBRコンテンツの高速・高信頼性再生 CineCacheは、一般的なDCPよりはるかに高いフレームレートやデータレートのコンテンツを高信頼性で再生する優れた技術です。
最大6TB外付けRAID SSDストレージとの連携を実現
コンパクトで軽量なRAID SSDストレージPSD-4000-SSDシリーズは、3TB、4TB、6TBのRAID-5を提供します。PSD-4000-SSDにより、ライブラリの全コンテンツを瞬時に他スクリーンと共有することが可能です。
何千もの映画再生をサポートします
Cinema Automation CA2.0と組み合わせると、2,000本以上の映画のスケジュールを最大限に活用できます。
(UltraStorageテクノロジー)。コンテンツは、いつでも、どの画面でも再生できます。 再生のために各画面にコ
ンテンツを取り込む必要がなくなり、コンテンツ管理操作の時間を節約できます。
内蔵DTSシネマ・オーディオ・オプション
SR-1000には3つのシネマ・オーディオ・プロセッシング・オプションが内蔵されています: 1) DTSサラウンド、2)IABレンダリング用DTS:X付き15.1シネマオーディオプロセッサー、3) 最大32チャンネルのIABレンダリング用DTS:X内蔵オプションです。これらのオプションは、DTS:X for IABイマーシブ・オーディオやDTSサラウンド・シネマのためのの費用対効果の高いソリューションであり、映画館に高品質なオーディオを提供します。
直感的なWebベースのユーザーインターフェイスを備えたビルトインWi-Fi
オーディオ機能とビデオ機能の両方を、使いやすいWebベースのUIを介してリモートで構成および制御できます。 SR-1000内蔵Wi-Fiに接続されたWebベースのUIは、ユーザーフレンドリーで直感的です。 ドラッグアンドドロップ、フィルタリング、およびナビゲート機能により、オペレーターはタブまたはページを簡単に切り替えることができます。 コンピューターやラップトップからUIにアクセスする以外に、スマートフォンやタブレットなどのハンドヘルドデバイスを使用する事もできます。
フィールドアップグレード可能な内蔵シネマオーディオプロセッ サオプション
シネマオーディオプロセッサーライセンスは、リモートで購入することができ、オプションの内蔵シネマオーディオプロセッサー機
能のロックを解除することができます。
DTSサラウンドオーディオプロセッサ
DTSサラウンド・オーディオ・プロセッサー・オプションは、DTSサラウンドクオリティの5.1/7.1サラウンド・サ
ウンド再生を提供します。バス・マネージメント機能により、サラウンド・チャンネルからの低域を左右のバ
ス・マネージメント専用サブウーファーに正確にリダイレクトし、重低音再生におけるサラウンド・スピーカ
ーの限界を補います。
内蔵されたオーディオ処理エンジンは、SR-1000ユーザーインターフェースを介して、劇場のサウンドシステ
ムの正確なキャリブレーションを実現します。
- DTSサラウンド・ベース・マネージメントと3バンド・パラメトリックEQ(各サラウンド・チャンネルの高域と低域のフィルター・タイプ、スロープ、カットオフ周波数、ゲイン、位相を独立に選択でます)**
- 8チャンネル・オーディオ・リミッター**
- 最先端のDTSサラウンド・チューニング手法
- 独立した低音と高音のコントロールを備えた1/3オクターブのグラフィックEQ(非LFEチャンネル)
- パラメトリックEQ (LFEチャンネル専用の一般的なLFE設定またはSMPTE標準LFE設定の選択)
- 選択可能なフィルタータイプと設定可能なスロープを備えた3ウェイクロスオーバー
- フェーダー(ゲイン調整)、グローバルディレイ、各チャンネルディレイ
- ブースモニター出力
- シグナルジェネレーター内蔵、フェードイン/フェードアウト時間設定可能なミュート、ワイドダイナミックレンジ
- オーディオ入力レベル表示、簡単な設定のバックアップとリストア
- チャンネル・ルーティング&複製
**アクティブ、パッシブ両方のスピーカークロスオーバーに対応しております。
オーディオ・リミッター:
オーディオ機器を保護します
ベース・マネージメント:
サラウンド・チャンネルの低域レスポンスを拡張します
15.1シネマオーディオプロセッサー
15.1シネマオーディオプロセッサーを内蔵、DTS:X for IABの設置が可能です。
DTSサラウンド・シネマ
DTSサラウンド・シネマの認定を受けるには、スピーカーのレイアウトをガイドラインに沿って設計する必要があります。このレイアウトは、フルレンジサラウンドを含み、最適なオーディオパフォーマンスを実現するためにDTSのターゲットカーブに細心の注意を払っています。さらに、DTSサラウンド・シネマの認定プロセスでは、DTS認定技術者による包括的な現場評価が行われ、最高水準への準拠が保証されます。
内蔵シネマオーディオプロセッサ
- 既存のDCPフォーマットの使用
内蔵のDTSサラウンド・オーディオ・プロセッサーを使用する劇場や、DTSサラウンド・シネマの認定を受けた劇場では、既存のDCPを5.1/7.1サラウンド音声で再生することができます。 - すべての映画を最高の音で
最適化されたXカーブターゲットと最先端のチューニング手法による音質を実現します。サラウンド・サウンド・シアターの全体的なプレゼンテーションの質を大幅に向上させるために、周波数帯域を拡張しています。 - IABにとってのDTS:Xへの足がかり
DTSサラウンド認定映画館は、DTS:Xの中核となるすべてのコンポーネントを備えており、DTS:X for IABへのアップグレードが 容易です。 - 映画ファンへの強力なアイデンティティ
• DTSブランドは1993年導入依頼、革新的な最高品質サウンドの代名詞となっております。
• DTSサラウンド・シネマを宣伝するために、劇場プレートを含むマーケティング資料が提供されます。
免責事項:約70%という数字は、バンコクで開催されたCineAsia 2023において、200人以上の映画関係者が参加した2回のブラインドテストセッションで実施されたアンケートに基づいています。
DTS:X for IABとは?
世界をリードするデジタルシネマソリューションプロバイダーであるGDCTechnologyとDTSは協力して、IABをサポートする最高の没入型サウンドDTS:Xを世界中の映画館に提供しています。
内蔵5.1 / 7.1 /15.1シネマオーディオプロセッサの主な利点
- SR-1000 IMBは3つのDTS:X for IABイマーシブオーディオアップグレードオプションを提供します。
- 内蔵15.1シネマ・オーディオ・プロセッサー
- 最大32チャンネルをサポートする強力なDTS:X for IABデコーダー
- AES67規格ベースのオーディオ・オーバー・イーサネット(AoE)
主な利点
- オブジェクトベースのオーディオ技術により、音をより正確に伝えます。
- 柔軟なスピーカー構成により、あらゆる規模の客席に設置可能です。
- 他のイマーシブオーディオシステムと比較して、最大50%のコスト削減が可能です。
- 5.1、7.1、DTS:Xシステムとの下位互換性があります。
DTS:X/IABイマーシブオーディオスクリーン
柔軟性の高いスピーカー構成^
-
柔軟性の高いスピーカー構成^
- IABをサポートするDTS:Xは、ベースレイヤー、ハイトレイヤー、トップレイヤーの最大3つのレイヤーに基づいています。
- ベースレイヤーは、一般的な5.1または7.1構成のすべてのスピーカーをカバーします。
- ハイトレイヤーとトップレイヤーは観客より上のすべてのスピーカーをカバーし、ハイトエフェクトをサポートします。
##構成図は参照用です。
SR-1000オーディオ・ソリューション
GDCは、SR-1000のために特別に設計されたオプションのオーディオコンバーターを幅広く取り揃え、複数のオーディオフォーマットとの互換性を確保し、スムーズな統合を実現します。
オーディオインターフェースボックスAIBシリーズは、8チャンネルまたは16チャンネルの高品質デジタル・アナログコンバーター(DAC)を搭載し、アナログアンプ、ブースモニター、マイク、メディアプレーヤーなどの補助オーディオ入力を提供します。
デジタル・アナログコンバーターDACシリーズのオプションは、アナログ出力が8、12、16、24、32チャンネル構成となっています。
AE-6703 32x32ch Bidirectional Converterオプションは、AES3とAES67オーディオ規格のギャップを埋めるために設計されています。
リモートフェーダーコントロール
フェーダーリモートFR-1000とフェーダーコントロールFC-1000は、シネマオーディオプロ
セッシングを内蔵したGDCメディアブロックとシームレスに統合できるように設計されて
います。
主な利点
- コンパクトで、あらゆるセットアップに
- 最適コストパフォーマンスが
- 高い将来のニーズに合わせて拡張可能
SR-1000IMBおよび外部オーディオ機器とインターフェースするオプションのオーディオIOボックス*
SR-1000IMBおよびデジタルアンプのソリューション*
* 実際のシステム構成は、特定のアプリケーション要件によって異なる場合があります。オーディオインターフェースボックスの仕様は異なる場合があります。
詳細については、GDCにお問い合わせください。
# 最大32chのデジタルAES3-Analogコンバータ。
## システム構成により異なります。
仕様
SR-1000スタンドアロン統合メディアブロック™
- 2 x Gigabit Ethernet – (1GbE/RJ-45)
- 1 x eSATA 6 Gbps
- 2 x USB 3.0 (A-Type Female)
- 1 x BNC (video sync input)
- 1 x HDMI® 2.0 (alternative content input)
- 2 x 3G-SDI (alternative content input)1
- 8 x GPI (2 x RJ-45)
- 8 x GPO (2 x RJ-45)
- Up to 32-channel DTS:X for IAB decoder
- Up to 15-channel 1/3 octave Graphic EQ and independent bass/treble control (non-LFE channels)
- Parameter EQ for LFE channel (Subwoofer)
- Global delay for all channels and independent audio delay (500ms) for individual channel
- DCI-compliant
- JPEG 20002 – Standard
2K – 24, 25, 30, 48, 50, 60 (2D)
2K – 24, 25, 30 (3D)
Option with upgrade3
HFR option: 2K – 120 (2D); 48, 50, 60 (3D)
4K option: 4K – 24, 25, 30 (2D) - MPEG-2 SD/HD
- SMPTE and Interop Digital Cinema Packages (DCP) at bit rates up to 500 Mbps1; IAB; DTS:X
- Color-space conversion – supports YCbCr709, Rec.709, XYZ’, YCxCz
- Deinterlacing
- Scaler to support 2K & 4K projectors
- Web-based graphical user interface
- Cinema Automation – CA2.0
- Automatic playlist programming – CA2.0
- API for control from third-party TMS, NOC systems
- NexGuard® forensic watermarking
- FIPS 140-2 (Level 3 security certified)
- Third-party TMS
- Third-party 4D systems
- Subtitle overlay
- Projector Cinecanvas™ support
- Less than 75 W
- CineCache 2TB/4TB
- Redundant local hot swappable storage (up to 32TB) with CineCache 2TB/4TB
- Ultra Storage – CA2.0 Centralized Storage Server with on-board CineCache 2TB/4TB per screen
- Support SMPTE430-10
- Dimensions – 320 (W) x 240 (D) x 63.7 (H) mm
- Weight – 1.4 kg
- Operating temperature – 0°C to 40° (32°F to 104°F)
- Operating humidity – 20% to 90%, non-condensing
- Maximum operating altitude – 10,000 ft. (3,000m) above sea level4
1 選択するオプションによって異なります.
2 サポートするフレームレートと解像度はGDCに確認してください.
3 有料ライセンスが必要です.
4 ハードディスクの仕様によって異なります.
仕様
内蔵5.1 / 7.1 /15.1シネマオーディオプロセッサ
- DCP source – 5.1/7.1 surround sound channels and up to 32-channel DTS:X immersive audio supporting IAB
- HDMI input – 8-channel PCM
- Microphone input (via AIB-2000/2800/3000 or HDMI adapter) – Microphone level input with switchable +48V phantom power, adjustable gain and selectable HPF (+48V phantom power and selectable HPF available only on AIB-2000 or AIB-3000)
- Non-sync input (via AIB-2000/2800/3000 or HDMI adapter) – Stereo line level inputs
- Analog balanced 7.1 input (via AIB-2000/2800) – 8-channel analog line level inputs
- SPDIF input (via AIB-2800) – 1x optical fiber, 1x coaxial input
- Digital audio output – Up to 24-channel AES3, up to 32-channel AES67, LCR Monitor, HI/VI-N, LTC (sync for 4D systems) and DBOX motion signal
- Analog audio output (via AIB or DAC series) – 8/12/16/24/32-channel balanced analog line level outputs
- DSP Processing (5.1/7.1/15.1) – 32-bit full floating point DSP processing
- Graphic EQ for 7/15 channels (non-LFE channels)
- 1/3 octave graphic EQ (27 bands)
- Band gain: -6 dB to 6 dB in 0.1 dB step
- Bass/Treble for 7/15 channels (non-LFE channels)
- Bass level: -6 dB to 6 dB in 0.1 dB step
- Treble level: -12dB to 12 dB in 0.1 dB step
- Treble corner frequency: 1K/2K/3K/4K Hz
- LFE/Bass management parametric EQ
- Center frequency: 20 Hz to 120 Hz in 1 Hz step
- Bandwidth (Q): 0.5 to 10 in 0.1 step
- Gain: -12~6 dB in 0.1 dB step
- LFE low pass filter – Default / SMPTE
- Crossover (for 5.1/7.1 only)
- Mode: 2-way
- Crossover/Bass management filter
- Filter type: Butterworth, Linkwitz-Riley
- Filter slope: -12, -24, -36, -48 dB/octave
- Limiter – Speaker type: passive / active / external processor
- Global delay for all channels – -400~400ms
- Audio delay for individual channel – 0~500ms
- Volume control (main fader) for all channels – -90dB~10dB (fader 0~10)
- Mute (fade-in/out) duration configuration – 0.2 to 5.0 second in 0.1 step
- Channel gain for individual channel – -22 dB~8 dB in 0.1 dB step
- PCM channel assignment – Yes
- Signal generator – 100 Hz, 1 KHz, 10 KHz, PinkNoise, sweep
- Audio input level meter – 16 channels
- Backup and restore – Audio configuration presets (equalization (EQ), crossover, channel delay, global delay and gain)
- Web-based graphical user interface
- Cinema Automation CA2.0
- Automatic playlist programming CA2.0
- API for control from third-party TMS and NOC systems
- Analog audio output (via AIB or DAC series) >105dB