IMBを考える、GDCを考える

Adam MacDonald 著 GDC Technology Limited ヨーロッパセールスマネージャー
IMBを考える、GDCを考える

プレミアムな体験が、屋外メディアである映画館の魅力の一つであることは、周知の事実です。リクライニングシート、エキサイティングなフォーマット、超大型スクリーン、豪華な食事や飲み物など、映画ファンの要求はかつてないほど高くなっています。実際、彼らは素晴らしい劇場体験で「WOW」となることを期待しているのです。

しかし、「プレミアム体験」は、映画ファンが期待する以上のものでなければなりません。期待に答えるため、映画館のオーナーは、映画が最高品質で配信、上映すべく、信頼できるサプライヤーを頼りにしています。

高品質の画像を提供するには、IMB(統合メディアブロック)-映画や画面上のコンテンツを解読し再生するデバイス-が欠かせません。これは映画館運営の縁の下の力持ちであり、「ただ動けばよい」と思われがちです。しかし、IMBは映画館ビジネスの主要なコンポーネントです。IMBがなければ、コンテンツは期待通りに配信され、再生されることはありません。

メディアサーバーがシネマオペレーション全体にとって非常に基本的に重要ですが、多くのレガシーIMBが現場にあり、まだ動いていて、今日も仕事をしているのは驚きです。しばしば限られたストレージ容量で、HDMI入力やライブストリーミングなどの最新の機能に欠けています。また、既存のサーバーが故障し、部品が入手できない場合、ダウンタイムが発生する可能性もあります。ではベンダーやモデルに関係なく、ただ新しいIMBに買い換えるだけでよいでしょうか?

ハードディスクの故障、インジェスト時間の遅延、ストレージ容量の制限など、古いデバイスで発生する可能性のある問題は無数にあり、再生に問題が発生したり、さらに悪いことに、コンテンツが失われたりすることがあります。

自宅のパソコンがいつまでも最新のソフトウェアや技術革新についていけるとは思っていないでしょう。

映画館は、最新のIMBを最大限活用して、最大の価値を出す必要があります。それは、べての主要なプロイジェクタメーカーと協力し、デジタルシネマ体験の進歩と改善に完全にコミットしているテクノロジー会社を選択することから始まります。あなたと一緒に働き、あなたのニーズに耳を傾け、現在も将来もあなたの味方でいてくれるパートナーに託す必要があるのです。

GDCは最近、世界中の顧客に7万台以上のサーバーを出荷したことを発表しました。つまり、世界の映画館の3分の1がGDCのコア技術によって駆動されていることになります。有名なアートハウス、ミニシアターから超近代的なシネコンまで、世界中の映画館がGDCテクノロジーによって、大画面コンテンツと体験の新しい可能性を実現しています。

映画産業向けの新技術を開発するためには、映画館、配給会社、およびクリエイティブ・コミュニティと常にコミュニケーションをとる必要があります。このような協力的なアプローチにより、GDCは最新のIMBテクノロジーであるSRシリーズを開発することができました。

SR-1000は、常に業界のパートナーと協力しながら開発され、SGSによって10万時間のMTBF(平均故障間隔)動作が認定され、強固な製品となっております。

もちろん、私たちが20年にわたり、お客様の期待を超えるソリューションを開発してきたことも役立っています。

SR-1000スタンドアロン統合メディアブロックは、当社の第6世代Dシネマメディアサーバーで、Barco、Christie、NECのシリーズ1、2、3、4のDLP Cinema®プロジェクターをサポートする唯一のソリューションです。シリーズ1プロジェクターに対応することで、映画館は現在新品のIMBを使用しながら、必要に応じて新しいプロジェクターに移行し、SR-1000を新しいシステム用に維持することができます。FAST(Flexible Architecture Stable Technology)HFRモデルについては、次回の記事で紹介する予定です。

SR-1000は、信頼性と安定性が非常に重要であるため、医療や軍事用途で使用されるパワーエレクトロニクスを内蔵し、メンテナンスがほぼゼロでTCOを最小限に抑え、長年にわたって使用できるように設計されています。

また、GDCのメディアサーバーとしては初めて、ローカルHDDを必要としないCineCache™を搭載しています。ディスクレスメディアサーバーSR-1000を先駆的なGDC Cinema Automation CA2.0と組み合わせると、各SR-1000は、SCLシリーズのセンターライブラリサーバーに保存されている文字通り数千の映画にアクセスすることができます。SR-1000とCineCacheをCA2.0集中再生ソリューションで使用する場合の重要な特徴は、DCPコンテンツを集中ストレージから直接信じられないほど高速にインジェストしてライブストリーミングすることができることです。ブースオペレーターや管理システムは、USB3.0ポートを持つSR-1000に、再生を中断することなくいつでも約30分でDCPをインジェストすることができます。

また、CineCacheのユニークな機能として、再生しながらSR-1000サーバーから別のSR-1000サーバーにDCPを転送できることが挙げられます。平均的な長さの映画の転送と取り込みには、わずか30分しかかからず、どちらのSR-1000サーバーでも再生に影響を与えることはありません。さらに、3D上映のデュアルプロジェクションでCineCache技術を使用する場合、SR-1000は投影を完全に同期させ、画像の遅れを完全になくします。

時間節約と番組編成の柔軟性を考えてみてください。

新しいスクリーンを作るにせよ、古い機器をアップグレードして現在のIMBの機能を最大限に活用するにせよ、信頼できるパートナーであること、革新を続け、「ショーを継続」できるツールを提供し続けること、そしてプレミアムであることが重要です。

GDCは、期待以上のものを提供し続けます。

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